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AI議事録ツールの選び方|失敗しない5つの基準

議事録AI 2026年6月30日 約5分で読めます
公開日: 2026年6月30日
議事録AI

「AIで議事録が楽になるらしい」と聞いて調べ始めると、ツールが思った以上にたくさん出てきて、どれを選べばいいのか手が止まる。そんな相談をよく受けます。

こんにちは。ソレダ!開発者の林直広です。議事録AIを自分で作って運用してきた立場から言うと、ツール選びで失敗する理由はだいたい決まっています。逆に言えば、見るべきポイントさえ押さえれば外しません。この記事では、AIに詳しくない事業者でも判断できる5つの基準を紹介します。

AI議事録ツール選びでよくある失敗

最初に、よくつまずくパターンを2つ共有します。ここを知っておくだけで選び方の精度が上がります。

「安いから」で選んで精度に泣く

料金の安さだけで決めると、いざ使ったときに文字起こしが崩れていて結局手直しに時間がかかる、ということが起こります。安くても使えなければコストはゼロになりません。むしろ、手直しに人の時間を取られるぶん、見えないコストはかえって高くつきます。価格は大事ですが、判断の最後に見る項目だと考えてください。

無料の文字起こしと議事録ツールは別物

「文字起こし」と「議事録」は似ているようで別の機能です。発言をそのまま文字にするだけのツールと、話題ごとに整理して決定事項まで抜き出すツールでは、できあがりがまったく違います。無料の文字起こしで止まってしまうと、結局そこから自分でまとめ直す作業が残ります。

選び方の5つのチェックポイント

ここからが本題です。次の5つを順番に確認してください。

①文字起こしの精度と専門用語対応

土台になるのは文字起こしの正確さです。加えて、業界用語や社内の略称に対応できるかを確認しましょう。カスタム辞書によく使う言葉を登録できるツールなら、専門用語が多い会議でも変換ミスを抑えられます。

②対応できる会議の長さ

1回でどのくらいの長さに対応できるかは見落としがちなポイントです。例えば45分まで対応していれば、定例会議や打ち合わせの大半はカバーできます。自社の会議が普段どのくらいの長さかを思い浮かべて照らし合わせてください。

③話者の聞き分け

複数人の会議では「誰の発言か」がわからないと議事録として使いにくくなります。話者分離に対応していれば、発言者ごとに整理されるので、後から読んでも議論の流れがつかめます。

④決定事項・アクション項目の自動抽出

議事録が「使えるレベル」かどうかは、ここで決まります。本文をまとめるだけでなく、決まったことと次にやること(必要な準備やタスク)を自動で抜き出してくれるか。これがあると、会議の結論がそのまま次の動きにつながり、「結局何をやるんだっけ」と読み返す手間がなくなります。議事録を作る目的は、書くことではなく次の行動につなげることなので、この一点は妥協しないことをおすすめします。

⑤料金体系のわかりやすさ

最後に料金です。月額固定なのか、使った分だけなのか。録音の長さに応じて消費するチケット制なら、会議の頻度が読めない事業者でも無駄が出にくくなります。料金の仕組みが一目でわかるかどうかも、安心して続けられる条件です。

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チェックリストで自社に合うツールを見極める

5つの基準は揃いましたが、全部を満点で求める必要はありません。

5項目の優先順位は業種で変わる

専門用語が飛び交う業種なら①の辞書対応が最優先になりますし、長時間の会議が多いなら②が効いてきます。自社の会議の特性を思い浮かべて、どの項目を重く見るかを決めてください。優先順位がつけば、候補は一気に絞れます。

まずは小さく試して精度を確かめる

カタログの数字だけでは本当の精度はわかりません。普段の会議を一本だけ録音して試し、自分の業務での仕上がりを確かめるのが一番確実です。手応えを見てから本格導入を決めれば、選び方で失敗することはまずありません。

よくある質問(FAQ)

Q. 無料ツールではダメですか? A. 文字起こしだけで十分なら無料でも構いません。ただし議事録として整理・抽出までしたいなら、機能が足りないことが多いです。

Q. 専門用語が多い業種でも使えますか? A. カスタム辞書に対応したツールを選べば対応できます。よく使う用語を登録しておくのがコツです。

Q. 長い会議でも使えますか? A. 対応時間の上限を必ず確認してください。上限を超える場合は会議を区切ってアップロードすれば対応できます。

Q. 導入前に試せますか? A. 多くのツールで小さく試せます。普段の会議を一本録音して、自社での精度を確かめてから判断するのがおすすめです。

ツール選びは、機能の多さで決めるものではありません。自社の会議で本当に役立つかどうか、その一点です。今回の5つの基準を手元のチェックリストとして、まずは一本試すところから始めてみてください。

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