「うちには、ニュースになるようなことなんてない」。プレスリリースをあきらめる理由として、いちばんよく聞く言葉です。でも、それはたいてい思い込みです。発表ネタは、日常の取り組みの中に隠れています。
こんにちは。ソレダ!開発者の林直広です。この記事では、日常の中からニュースの切り口を見つける方法を紹介します。先に大事な一線をお伝えします。ここでいう「ニュースにする」とは、話を盛ったり、ありもしないことをでっち上げたりすることではありません。実際にある事実の中から、伝える価値のある切り口を見つけて、正しく伝えることです。その前提で読んでください。
「うちにニュースなんてない」という思い込み
まず、その思い込みをほぐすところから始めます。
中小は自社の取り組みを過小評価しがち
毎日続けている取り組みは、自分にとっては当たり前です。だから「こんなのニュースにならない」と過小評価してしまいます。けれど、外から見れば価値のある取り組みは、どの会社にも必ずあります。
ニュースは「大きな出来事」だけではない
ニュースというと、新工場の建設や大型提携のような大きな出来事を思い浮かべがちです。でも、メディアが取り上げるのは、それだけではありません。小さな取り組みでも、伝え方しだいで読者の関心を引くニュースになります。
日常の中にニュースの切り口を見つける
切り口とは、事実に光を当てる「角度」のことです。同じ事実でも、角度を変えると価値が見えてきます。
社会の関心・時流と結びつける
自社の取り組みを、世の中の関心事や季節、地域の話題と結びつけます。たとえば、環境への配慮や働き方の工夫、地域とのつながりなど、いま社会が関心を持っているテーマと自社の実際の活動が重なる点を見つけます。あくまで、実際に行っていることを結びつけるのであって、やってもいない社会貢献を語るのではありません。
数字・「初」・変化を切り口にする
小さな事実も、数字や変化を添えると伝わりやすくなります。「○年続けてきた」「利用者が△△人になった」といった事実は、立派な切り口です。「初」を切り口にする場合は、それが事実である根拠を持ち、範囲を正しく限定してください。「当社として初」「○○エリアで初」のように、どの範囲での初かを正直に示します。根拠や範囲があいまいな「初」は使いません。
ニュース性を「作る」ときの一線
切り口を見つける作業には、越えてはいけない一線があります。
切り口を「見つける」のであって「でっち上げる」のではない
大切なのは、ニュースの切り口は「見つける」ものであって「でっち上げる」ものではない、ということです。実際にある事実に角度を与えるのはよいことですが、事実そのものを作り変えたり、ありもしない物語を仕立てたりするのは別の話です。事業計画の数字を盛らないのと同じで、ここも事実が土台です。
誇張・話を盛るは逆効果
注目を集めたいあまり話を盛ると、短期的には目を引けても、長い目で見れば逆効果です。一度でも「盛っていた」と受け取られれば、その会社の発表は次から信じてもらえなくなります。メディアとの信頼は、一度失うと取り戻すのが難しいものです。
AIでニュースの切り口を引き出す
自社の中に隠れた切り口は、内側にいると見えにくいものです。
AIが対話で自社の取り組みからニュース性を発掘
ソレダ!のプレスリリースAIは、質問に答えていくうちに、当たり前すぎて見えなかった自社の取り組みの中から、ニュースになりうる切り口を一緒に掘り起こします。
切り口が見つかったら、取り上げられる書き方へ
切り口が見つかったら、次はそれを記者に届く文面にします。書き方のコツは、メディアに取り上げられるプレスリリースのコツで紹介しています。
よくある質問(FAQ)
Q. 本当にうちにもニュースになるネタがありますか? A. 切り口しだいで、たいていの会社に発表できるネタはあります。当たり前の取り組みの中に隠れていることが多く、対話で掘り起こせます。
Q. 話を盛ってニュースっぽくしていいですか? A. いいえ。話を盛ったり、でっち上げたりするのは、信用を失う近道です。実際にある事実の中の意義を見つけて、正しく伝えてください。
Q. どんな切り口が使えますか? A. 社会とのつながり、地域性、根拠のある「初」、数字、創業や取り組みのストーリーなど、事実に基づくものが切り口になります。
Q. 料金はどれくらいですか? A. プレスリリース1件あたりの消費で考えるチケット制です。詳しい料金は公式サイトでご確認ください。
「うちにニュースなんてない」は、たいてい思い込みです。日常の取り組みに角度を与えれば、伝える価値のある切り口は見つかります。ただし、それは事実を見つける作業であって、作る作業ではありません。ありのままの中から価値を掘り起こす。それが、信頼される発信の出発点です。