融資や補助金のために事業計画書を作ろうとして、白紙の前で固まってしまう。何から書けばいいのか、最初の一行が出てこない。その手詰まりは、AIが質問してくれる形なら抜け出せます。
こんにちは。ソレダ!開発者の林直広です。この記事では、AIの質問に答えるだけで事業計画書を作る方法を、AI初心者の方向けに紹介します。先にお伝えしておくと、AIは計画書を整える助けにはなりますが、審査に必ず通ることを保証する道具ではありません。最後は自分の事業の言葉で仕上げる、という前提で読んでください。
事業計画書が書けずに手が止まる理由
事業計画書が難しいのには、はっきりした理由があります。
何をどの順で書けばいいかわからない
事業内容、強み、市場、収支計画。盛り込む要素は多いのに、どれをどの順で書けば伝わるのかがわからず、最初の一歩でつまずきます。書く力よりも、構成を組み立てる力が問われるのが事業計画書です。
融資・補助金には体裁の整った計画書が要る
頭の中に事業の構想はあっても、それを融資担当者や審査機関に伝わる形に整えるのは別の作業です。体裁の整った計画書が求められるぶん、ハードルが高く感じられます。
AIが質問してくれるから、答えるだけで作れる
この手詰まりを解くのが、対話形式のAIです。自分から書き出す必要はありません。
AIが事業内容・強み・計画を順に質問
事業計画書AIは、計画書に必要な項目を順番に質問してきます。「どんな事業ですか」「強みは何ですか」「どう収益を上げますか」といった問いに答えていくだけで、必要な要素が自然と埋まっていきます。
答えるうちに計画書の骨子が組み上がる
質問に答えていくと、頭の中で曖昧だった構想がはっきりしてきます。AIとのやりとりが、考えを整理する作業を兼ねるのです。答えながら、計画書の骨組みができあがっていきます。
AIで事業計画書を作る3ステップ
流れは3ステップです。
ステップ1 事業の概要と目的を伝える
まず「どんな事業か」「何のための計画書か(融資か補助金か)」をAIに伝えます。ここが出発点になります。
ステップ2 AIの質問に答えて深掘り
あとはAIの質問に答えていくだけです。答えた内容を受けてさらに掘り下げる質問が来て、計画の中身が具体的になっていきます。
ステップ3 生成された計画書を確認・調整
ひと通り答えると計画書ができあがります。内容を確認し、自分の言葉に整えます。とくに数値計画は審査の要になるので、丁寧に確認してください。数値の立て方は事業計画書の数値計画の立て方で詳しく紹介しています。
AI事業計画書をうまく作るコツ
仕上がりは、渡す情報と向き合い方で変わります。
数字や根拠は具体的に・実態に基づいて渡す
売上の見込みや費用は、実態に基づいた具体的な数字で渡してください。良く見せようと数字を盛ると、計画書の説得力が崩れるだけでなく、後の資金繰りで自分が苦しくなります。事実に即した数字こそが、結果的に強い計画書になります。
審査に必ず通る保証はない・最後は自分の言葉で
AIは構成を整え、抜け漏れを防ぐ補助です。審査に通るかどうかは、事業の中身と総合的な判断によります。AIの出力をそのまま提出するのではなく、最後は自分の事業を語る言葉で仕上げてください。とくに「なぜこの事業をやるのか」という想いの部分は、AIに任せず自分で書くと、計画書に芯が通ります。
よくある質問(FAQ)
Q. 何に使えますか? A. 融資や補助金の申請に使う事業計画書づくりに使えます。補助金は制度によって求められる要件が異なるため、提出先の最新の要項もあわせて確認してください。
Q. これで審査に通りますか? A. 通ることを保証するものではありません。構成を整え、書くべき要素の抜け漏れを防ぐ補助としてお使いください。審査は事業全体を見た総合的な判断で決まります。
Q. 自分で直せますか? A. できます。生成された計画書は後から自由に調整できるので、自分の事業の言葉に整えてください。
Q. 料金はどれくらいですか? A. 計画書1件あたりの消費で考えるチケット制です。詳しい料金は公式サイトでご確認ください。
事業計画書でいちばん高い壁は、書き始めることそのものです。その壁を、質問に答えるだけ、という形に変えれば、構想を形にできます。仕上げは自分の言葉で、数字は実態に即して。その前提で、まず一度試してみてください。