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LP改善の基本|CVRが上がらない7つの原因と対策

2026年3月28日 約8分で読めます
公開日: 2026年3月28日
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目次

  1. 1. 原因1: ファーストビューで「何のページか」がわからない
  2. 2. 原因2: CTAボタンが目立たない・わかりにくい
  3. 3. 原因3: ベネフィットが伝わっていない(機能の羅列になっている)
  4. 4. 原因4: 社会的証明(Social Proof)が弱い
  5. 5. 原因5: フォームの入力項目が多すぎる
  6. 6. 原因6: ページの表示速度が遅い
  7. 7. 原因7: モバイル表示が最適化されていない
  8. 8. 改善の優先順位 — どこから手をつけるか
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  1. 9. まとめ
  2. 10. 関連記事

広告費をかけてLPに集客しているのに、問い合わせや申し込みにつながらない。CVR(コンバージョン率)が業界平均を下回っている。

こうした悩みを抱えるマーケティング担当者は少なくありません。LPのCVRが上がらない原因は、デザインの問題だけではなく、

構造的な設計ミスが積み重なっている
ケースがほとんどです。

この記事では、CVRを下げている7つの典型的な原因と、それぞれの具体的な改善策を解説します。

CVRの目安

  • BtoB(資料請求・問い合わせ): 2〜5%
  • BtoC(EC購入): 1〜3%
  • 無料トライアル・会員登録: 5〜15%

業界・商材・流入経路で大きく異なるため、自社の過去データとの比較が最も重要です。

原因1: ファーストビューで「何のページか」がわからない

ユーザーがLPに到着してから

離脱を判断するまでの時間は3〜5秒
と言われています。この数秒で「自分に関係あるページだ」と感じてもらえなければ、スクロールすらされません。

よくある問題

改善策

  1. キャッチコピーは「誰の」「何を」「どう解決するか」を含める

    • NG: 「DXで未来を切り開く」
    • OK: 「製造業の在庫管理を、AIで自動化する」
  2. サブコピーで具体的なベネフィットを1つ伝える

    • 「導入企業の在庫回転率が平均30%改善」
  3. ファーストビューのCTAは1つに絞る

    • 「無料で資料をダウンロード」or「デモを申し込む」のどちらか

原因2: CTAボタンが目立たない・わかりにくい

CTAボタンがページに溶け込んでしまっている、またはラベルが曖昧で「押すとどうなるか」が伝わらない問題です。

よくある問題

問題パターンなぜダメか
ボタンの色がページの背景と同系色視覚的に見つけられない
ラベルが「送信」「Submit」何が起きるか不明で心理的抵抗が高い
CTAが1箇所しかないスクロール後に戻らないと押せない
CTAが多すぎる(3つ以上の選択肢)選択疲れで離脱

改善策

  1. CTAボタンの色はページ内で最もコントラストの高い色にする — 背景が白なら、緑やオレンジ系が目立つ
  2. ラベルは「動詞+得られるもの」にする — 「送信」→「無料で資料を受け取る」
  3. CTAはページ内に3〜4回配置 — ファーストビュー、メリットセクション後、事例セクション後、ページ末尾
  4. CTAは1種類に統一 — メインの行動は1つに絞る。サブCTA(電話番号等)は控えめに

ボタンのマイクロコピーが効く — CTAボタンの直下に「30秒で完了」「クレジットカード不要」等の不安を解消するテキストを添えると、クリック率が向上するケースが多いです。

原因3: ベネフィットが伝わっていない(機能の羅列になっている)

製品の「機能」を説明しているが、ユーザーにとっての「ベネフィット(利益)」が伝わっていないパターンです。

機能とベネフィットの違い

機能(Feature)ベネフィット(Benefit)
AI自動分類機能毎日2時間かけていた仕分け作業がゼロになる
リアルタイムダッシュボード会議前に数値を探し回る必要がなくなる
API連携対応今使っているツールをそのまま活かせる

改善策

  1. 各機能に「だから何?」を追加する — 機能説明の直後に、ユーザーの日常がどう変わるかを書く
  2. 数値で効果を示す — 「作業時間80%削減」「問い合わせ対応速度3倍」
  3. 顧客の声を使う — 「導入前は月20時間かかっていた集計が、今は自動で終わっている」

原因4: 社会的証明(Social Proof)が弱い

「この会社のサービス、本当に大丈夫?」
という不安を解消する材料が不足しているケースです。特にBtoBでは、意思決定に関わる人が複数いるため、社会的証明が極めて重要です。

効果的な社会的証明の要素

  1. 導入企業ロゴ — 知名度のある企業ロゴを6〜8社分並べる
  2. 数値実績 — 「導入企業300社」「継続率98%」「満足度4.7/5.0」
  3. 顧客インタビュー — 写真+実名+役職つきの具体的なコメント
  4. メディア掲載 — 「日経新聞掲載」「ITmedia紹介」等のロゴ
  5. 受賞歴・認証 — ISO認証、各種アワードのバッジ

架空の実績は絶対にNG — 「導入実績1,000社」などの数字を盛ると、発覚時に信頼を完全に失います。数値が小さくても正直に書く方が長期的に有利です。

原因5: フォームの入力項目が多すぎる

「資料請求」のフォームに15項目も入力欄があったら、ほとんどの人は途中で離脱します。

フォームの入力項目数とCVRは反比例する
のが一般的です。

改善策

目的推奨項目数必須項目の例
資料ダウンロード3〜4項目メールアドレス、会社名、氏名
問い合わせ4〜6項目会社名、氏名、メール、問い合わせ内容
デモ申込5〜7項目会社名、氏名、メール、電話、希望日時

削除を検討すべき項目:

段階的開示が有効 — 最初は3項目だけ入力してもらい、送信後の確認画面で追加情報を任意で聞く「2ステップフォーム」にすると、初期離脱を大幅に減らせます。

原因6: ページの表示速度が遅い

Googleの調査によると、ページの読み込みが3秒以上かかるとモバイルユーザーの53%が離脱するとされています。特に広告からの流入は「今すぐ情報がほしい」ユーザーが多いため、速度の影響が大きくなります。

チェック方法

  1. Google PageSpeed Insightspagespeed.web.dev)でURLを入力
  2. モバイルスコアが50未満なら要改善
  3. 特にLCP(Largest Contentful Paint)が2.5秒以下を目標に

即効性のある改善策

  1. 画像の最適化 — WebP形式に変換、適切なサイズに縮小
  2. 不要なJavaScriptの遅延読み込み — チャットウィジェット、SNSボタン等をdefer/lazy
  3. CDNの利用 — CloudflareやCloudFrontで静的ファイルを配信
  4. ファーストビューの画像を優先読み込みloading="eager" + fetchpriority="high"

原因7: モバイル表示が最適化されていない

BtoB LPであっても、

アクセスの50〜70%はモバイルから
です。PCで作成してモバイル確認をしていないLPは、レイアウト崩れやボタンの押しにくさで機会損失を生んでいる可能性があります。

モバイルで確認すべきポイント

改善の優先順位 — どこから手をつけるか

7つ全てを同時に改善するのは現実的ではありません。以下の順序で取り組むことを推奨します。

優先度改善対象理由
1ファーストビュー離脱の大半がここで発生。最もインパクトが大きい
2CTAボタン配置・ラベル変更は低コストで効果が出やすい
3フォーム項目数項目削減だけで即CVR向上するケースが多い
4ページ速度広告費の無駄遣いを防ぐ
5ベネフィット訴求コピーの書き換えで対応可能
6社会的証明素材収集に時間がかかるため後回し
7モバイル最適化デザイン改修が必要な場合がある

まずは分析から — 改善前にヒートマップツール(Microsoft Clarity等、無料)を設置して、ユーザーがどこで離脱しているかを可視化しましょう。データなしの改善は「勘」になりがちです。

まとめ

  • CVRが上がらない原因は「デザイン」より「構造的な設計ミス」が多い
  • ファーストビューCTAの改善が最優先。低コストで効果が出やすい
  • フォーム項目は必要最小限に。迷ったら削る
  • 改善はデータに基づいて。ヒートマップ+A/Bテストの組み合わせが理想
  • 一度の改善で終わりではなく、継続的なPDCAが重要

「自社のLPのどこに問題があるのか」を正確に把握することが、改善の第一歩です。


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