送られてきた契約書に、自分に不利な条項が隠れていないか。判子を押す前のその不安は、AIによる一次チェックで小さくできます。
こんにちは。ソレダ!開発者の林直広です。はじめにお断りしておきます。本記事、そして本ツールは、契約内容の一次チェックを助けるものであって、法的助言ではありません。弁護士による法務レビューの代わりにはなりません。そのうえで、契約書を貼るだけでAIがリスクのある条項を指摘する使い方を、AI初心者の方向けに、注意点とともに整理します。
契約書のリスク、自分で気づけますか
契約書を前にして手が止まるのには、理由があります。
不利な条項は分かりにくい言葉で書かれている
契約書の不利な条項は、たいてい専門用語と長い文章の中に紛れています。読み流すと気づかないまま署名してしまい、後になって効いてくる。普通の文章を読むのとは違う警戒心が要るのが、契約書の難しさです。
弁護士に毎回頼むのはコストが重い
本来はすべての契約を弁護士に見てもらえれば安心です。とはいえ、顧問弁護士がいない事業者にとって、毎回依頼するのは費用も時間も重い負担です。だからこそ、署名前に自分で当たりをつける手段が役に立ちます。
AIなら契約書を貼るだけでリスク箇所を指摘
その一次チェックを助けるのが、契約書チェックAIです。やることは、貼るだけです。
契約書を貼り付け・アップロードするだけ
免責への同意を経たうえで、契約書の文面を貼り付けるかアップロードすると、AIが内容を読み取ります。難しい設定はいりません。
危険な条項・修正提案・チェックリストが出る
AIが出すのは、注意した方がよい条項の指摘と、参照用の修正提案、そして確認すべき点のチェックリストです。ここで大切な点を一つ。このAIは契約書を「チェックする」ものであり、契約書を「作る」ものではありません。あくまで読み手の一次チェックを助ける道具です。
AI契約書チェックの使い方3ステップ
流れは3ステップです。
ステップ1 契約書を貼る・アップする
確認したい契約書を貼り付けるか、ファイルでアップロードします。
ステップ2 指摘されたリスク箇所を確認する
AIが拾った注意点を一つずつ確認します。専門用語には説明が添えられるので、何が論点かをつかめます。
ステップ3 重要な点・不明点は弁護士に相談
AIの指摘で全体像をつかんだら、重要な点や判断に迷う点は弁護士に相談します。AIは弁護士に相談する前の一次チェックとして使うのが正しい立ち位置です。どこまで自分で見て、どこから専門家に渡すかは、弁護士に頼む前に自分でできる契約書チェックで整理しています。
AIチェックを使うときの注意点
便利な道具ですが、使い方の線引きが大切です。
AIの指摘は参照情報・締結の判断は人が行う
AIが指摘するのは「ここは確認した方がよい」という参照情報です。その条項を受け入れるか、修正を求めるか、契約を結ぶかどうかの判断は、必ず人が行ってください。AIの出力をそのまま正解として扱わないことが、安全な使い方の基本です。
高額・重要・複雑な契約は必ず専門家へ
金額が大きい、事業の根幹に関わる、内容が複雑、相手が初めて、といった契約は、AIの一次チェックだけで済ませず、必ず弁護士などの専門家に確認してもらってください。
よくある質問(FAQ)
Q. どんな契約に使えますか? A. 文面で読める契約書に広く使えます。業務委託、取引基本契約、秘密保持契約、賃貸借契約などが対象です。ただし、内容が複雑で重要な契約ほど、AIの一次チェックに加えて専門家の確認をおすすめします。
Q. これで弁護士は不要になりますか? A. いいえ。あくまで一次チェックであり、弁護士による法務レビューの代わりにはなりません。重要な契約は専門家に相談してください。
Q. 修正提案はそのまま使えますか? A. 参照用です。実際に修正を求めるかどうかは、内容を理解したうえで人が判断し、重要な点は専門家に確認してください。
Q. 料金はどれくらいですか? A. 契約書1件あたりの消費で考えるチケット制です。詳しい料金は公式サイトでご確認ください。
繰り返しになりますが、本ツールは弁護士の代わりではなく、署名前の一次チェックを助けるものです。見落としの不安を減らし、専門家に相談すべき点を見極める。その入口としてAIを使えば、契約対応はぐっと安心できます。重要な契約は、必ず専門家の確認も受けてください。